
どうも、おはこんばんちは、柿Pです。
以前の記事で「成績とは相対評価であり、勉強する時は1問1問の理解度が大切だ」というお話をしました。
まだ読んでいない方はこちら↓
今回は、成績が確実に伸びる勉強法をご紹介します。
記事の前半では、勉強時間を確保する方法について説明し、記事の後半では、勉強の中での理解度の上げ方について解説します。
この記事を読んで、合格まで走りきるための勉強の参考にしてください。
成績を伸ばし、合格する勉強とは?
この記事を読んでいる方の中には
「時間をかけずに、しんどい思いをせずに、合格したい!」
と思っている人もいるかも知れません。(いなかったらごめんなさい)
一言で言ってしまうと、それは流石に無理です。
なので、受験生が目指すべき勉強法とは、「苦労せず合格する勉強」ではなく、「苦労すれば合格できる勉強」であることをまずは理解してください。
もっと具体的な話をすると、勉強時間をしっかりとかけて、その中で最高の成績を出すことを目標とします。
これは僕個人の考えですが、勉強を始めようとした時、勉強を始めて10分から15分間は集中できないままで、30分ぐらい経過してからやっと集中が一番高まると思っています。同じ経験をしている人も多いと思います。
このようなワケもあって、勉強時間をしっかりと確保することがとても大切だと言えるわけです。その中で理解度を向上させることを目指しましょう。
勉強時間を確保するためには
僕が受験を通して身につけるべきだと思っているスキルがいくつもあるのですが、その中でも最も重要だと考えるものがタイムマネジメント能力です。
どうすれば勉強時間を確保できるのか、そして勉強時間の中で科目・分野をどのように振り分けるべきなのか、ということを自分の能力に合わせて管理しなければなりません。
今回は第一歩である、時間の確保の方法をお話しします。
①自習室にこもる
勉強時間が確保できない!という人のほとんどは正直遊びすぎが原因だと思います。
なので、もう遊べない環境に身を置いてしまうということが一番だと思います。
無理だと思う人は自習室が閉まるまで絶対に帰らないと決めて、予備校の担任やチューターに監視してもらうというのもアリだと思います。(ちゃんと頼めばしっかり監視してくれます笑)
自宅よりも自習室の方が居心地が良くなるぐらい自習室にこもり続けましょう。
ただ、予備校で友達が多い人は逆に友達とつるんでしまう可能性があります。心を強く持って、自習室で机に向かってください。
②スキマ時間を使う
これはよく言われることだと思います。
例えば、自習室にこもっていても、疲れてくるとどうしてもスマホをいじったりしたくなりますよね。
そういうスキマ時間も勉強に充てると良いです。
リフレッシュに音楽を聴きながら単語帳を眺める、地図を眺める、化学物質の色の写真を眺める、などなど。
適当に眺めてできるもので休憩できると良いかなと。頭を使うのではなくて、ぼーっと見てるだけで大丈夫です。
人間の脳は意外とすごくて、ぼーっと見ていただけでも、受験当日まで、ずっと忘れなかったりします。
少なくともスマホをいじるよりは有意義です。
③スキマ時間を減らす
先ほどは、スキマ時間を少しでも活用する話でしたが、そもそもスキマ時間を減らして、集中して勉強する時間を増やせるのが一番ですよね。
例えば、時々自習室をやたらと移動する人がいます。
自習室を変えると気分がリフレッシュして集中を続けさせることができるという面も実際にありますが、むやみやたらに移動をするのは時間の無駄です。
そう言った無駄な時間を減らすことも大切です。
僕の通っていた予備校では「健康のためにエレベーターよりも階段を使おう!」みたいなことが書いてあったのですが、
単純に階段の方がエレベーター乗るより早いことが多かったのでよく階段を使っていました。
たった数十秒の違いかもしれませんが、数十秒あれば問題文に目を通すぐらいの時間になりますよ。
理解度を上げるためには
勉強時間が確保できれば、自ずと解く問題数が増えます。
あとは、1問あたりの理解度を高めて行けば、勉強量はグンと増えます。
理解度とは?という話はこちらの記事をご覧ください↓
本題に入ります。
理解度を上げるための効率的な勉強法として、いくつか方法は考えられると思うのですが、僕が実際に試して、一番効果のあった方法が
問題を解き方で分類する
ということです。
教科書や参考書で勉強する時、まず各科目ごとに参考書が分かれていて、さらにその中の章や節ごとに扱う分野が決まっているものが多いですよね。
同様に載っている問題も分野ごとで分かれていると思います。
理解度を高めるために僕がやったことが、「問題の解き方で分類する」ということです。
わかりやすくするために、数学を例に説明したいと思います。
数学で一番難しいところは最後の計算などではなく、最初の一手・肝の一手ですよね。
その一手で分類をして、ノートにその一手を書き残していきます。
例えば整数問題。偶数奇数での仲間分け、素因数分解、数列的に考える、10進数からn進数に変えてみる、などなどたくさん。
過去問などを解いて解答を見てみると、「いやこんな解き方思いつくわけないやん!!!」とツッコミを入れたくなることもあると思います。
そういう解法をノートに、そして自分にストックするのです。
僕はこのノートを秘伝の解書と勝手に呼んでいました笑(厨二)
思いつくわけないやんという解法も必ず有効である理由が存在します。
そこまでセットで理解することで、思いつくわけない解法があなたの武器になります。
僕は、数学の解法をストックしたノート(ノートと言ってもルーズリーフ5枚にまとめたもの)を半分お守りの代わりに、模試やセンター試験、二次試験本番にも持っていき、数学の試験前の休憩の時間に読み返していました。このノートのおかげで、自分の数学の得点力はかなり高まったと思います。
これは余談ですが、そのノートは受験終わってからも捨てない方が良いです。大学に入って、アルバイトで塾講師をして、生徒を教える時にもめちゃめちゃ使えます。
最後に
いかがだったでしょうか。
前も同じようなことを書きましたが、成績を上げてライバルを抜き去るためには、たくさん勉強に時間をかけないといけませんし、その中でも如何に自分の中に知識と経験を貯め込むか、ということが大切です。
時間をかけた勉強を無駄にしないためにも、是非皆さんも秘伝の解書を作ってみてください。
ご覧いただきありがとうございました、ではまた!
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